日々のさわやかサバイバー

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目の前の神様第11話 感想

大刀って自分の能力について無自覚ですよね。体の中が将棋だけになる、そんな集中の極限状態に共感できる人はそうそういないだろうに。
だけど外野がいくらあなたも特別ですよと言ったって救われないんでしょうね。ラスト、求めるレベルが高いからこその絶望だものな…

村井(ザリガニ事件の時の対局者)にも将棋が好きでずっと考えてるなんて当たり前ですよねと言って引かせてたし。
プロになるだけですごいのにどっしりとした自信がないように見えます。す~ぐ調子に乗るのにな!そしてすぐ落ち込む。

誰にも負けたくないというマグマのような欲望は自覚していて、だからなおさら見合うだけの実力がないことにグラグラ悩むのかも。
でもそういう不安定な出力が予想不可能な魅力になってるんですよねこの漫画。

トップレベルの人の中に投げ込まれていい刺激受けるエピソードかなと思っていたんですが、逆に落ち込む可能性もあるなあ大刀だもん!
解説者というトップの戦いを見てるだけしかない立場で気持ち立て直せる?大丈夫かな…

 

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