日々のさわやかサバイバー

感想、雑記、ファンアートなど

プリンタニア・ニッポン第62話 感想

ひょっとして作中で一番強くなってるんじゃないか瀬田くん…?
自信がなく下手に意見を言って波風立てるよりは我慢するほうがましと、少しずつ自分を削るような日々を送っていたのに、誰かのためにみずから動けて、それを楽しめるまでになってる…こんなの泣いちゃう…

私も佐藤と一緒に「さてはいいやつだな?」ってしゅびびび指差ししたい。
友人が遠くに行って寂しさを素直に表せない誰かさんたちに比べて自分の気持ちに対して素直に向き合えてる点でもだいぶ強いよ。大人だよ。

永淵さんの言いかたは「相談されたのにまたそんな言いかたして~」と思わないでもなかったけど、結果瀬田くんが自分でどうするか決める後押しになってたのはよかったな。
永淵さんがそこまで考えてたのか、いつものひねくれじいさんムーブだったのかはわからないけど。

 

なんでも佐藤とおそろいにしたがるすあまかわいい~。
それ、おそろいの認識なんだ…
そんな貴族みたいなフリフリキラキラがすあま内での佐藤なんだ…慕われてるな佐藤ンッフ

 

塩野は…彼岸行きにならなかっただけでもよしとするべきなのか…
まあ佐藤は怒るよね。怒られてください。

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バンオウ第63話 感想

「感情を丸ごと将棋盤にぶつけるような将棋」いい表現だなあ!
隠された顔をさらけ出す新堂さん、この後を一切考えておらず今ここにすべての力を出す月山さん、二人の丸ごとが解放される戦い。
自分のすべてで打ち込める、その相手がいることへの透き通った熱のような喜びを感じます。

「さあ新堂さん 将棋やろうぜ」
だからこのどシンプルな答えに行きつくんだよね。
それ以外はない、その境地に至る相手がいる、いまやり合えている、その喜びがどれほどのものか、シンプルだからこそ高揚感が伝わります。

バンオウって素直な表現でしっかり面白いのがすごいんですよね。そこまでの土台の構築がすごくレベル高いからできることだと思います。

 

七島さんとの戦いはそれこそ刀でやり合うような、ひるまずギリギリでしのぎ合いながら切り込んでいけるかを競い合う、近づきながら相手を知っていく戦いでした。

対して新堂さんとはどこまで自分を解放し、その世界に相手を呑み込めるかの戦い。
相手に勝ちたい思いは当然あるものの、それも込みで自分のすべてを解放していくことが楽しくてしょうがないという感じなのが見ててうれしくなります。
仮面が剥がれ始めたあたりホラーだったから余計に…

 

ラストバトルで主人公を応援する仲間たちという熱い場面がなんで怪しいセミナーのコールアンドレスポンスみたいになんのよ!
素直な表現がすごいって書いたばかりだけど、こういうとき定番外して思いっきり遊ぶよね。

アンナさんがデータではなくここまで築いた関係と直感で月山さんの状況見抜いているの好き。

 

ちくしょう鈴木、アオリ文まで味方につけやがって…!爆笑しました。なにこのノリ。これ単行本に残らないのもったいないなあ。電子書籍版とかでオマケにつけてほしい。
で本当になにしに行くんだ。純度100%自分のお楽しみのためか。
助けるというならせめて血液ボトル持ってってあげて。

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目の前の神様第11話 感想

大刀って自分の能力について無自覚ですよね。体の中が将棋だけになる、そんな集中の極限状態に共感できる人はそうそういないだろうに。
だけど外野がいくらあなたも特別ですよと言ったって救われないんでしょうね。ラスト、求めるレベルが高いからこその絶望だものな…

村井(ザリガニ事件の時の対局者)にも将棋が好きでずっと考えてるなんて当たり前ですよねと言って引かせてたし。
プロになるだけですごいのにどっしりとした自信がないように見えます。す~ぐ調子に乗るのにな!そしてすぐ落ち込む。

誰にも負けたくないというマグマのような欲望は自覚していて、だからなおさら見合うだけの実力がないことにグラグラ悩むのかも。
でもそういう不安定な出力が予想不可能な魅力になってるんですよねこの漫画。

トップレベルの人の中に投げ込まれていい刺激受けるエピソードかなと思っていたんですが、逆に落ち込む可能性もあるなあ大刀だもん!
解説者というトップの戦いを見てるだけしかない立場で気持ち立て直せる?大丈夫かな…

 

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じぇすどろパーティ#162

このサラリーマン、ごっこ遊びが本気すぎる…!そしてレベルが高すぎる…!と笑いながら描かせてもらいました😆傘の可能性無限大だな~



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